東京〜名古屋間を安く移動する方法をご紹介します。
東京〜名古屋間では主として①新幹線②高速バス③普通列車という選択肢が考えられます。
のぞみなら東京〜名古屋が1時間半の新幹線
速さで見れば第一選択になる新幹線。
最速達ののぞみであれば1時間半で1万円強というのが目安で、ひかり・こだまは僅かながら運賃が安くなります(最繁忙期・繁忙期・閑散期で上下)。
ただ自由席はいずれの列車種別も運賃は同じ。当日急遽の乗車で座席確保ができそうな時間帯であれば自由席を選ぶのがよいでしょう。
自由席 | 10,560円 | |
指定席(ひかり・こだま) | 約1時間50分〜2時間40分 | 11,090円 |
指定席(のぞみ) | 約1時間30分 | 11,300円 |
ぷらっとこだま | 約2時間40分 | 8,810円 |
EX早特21ワイド | 約1時間30分 | 9,800円 |
東海道新幹線により安く乗車する方法としては「ぷらっとこだま」と「EX早特21ワイド」がメジャーです。
「ぷらっとこだま」は切符ではなく、EXサービスで購入できるチケットレスの商品。列車限定(こだまのみ)・予約変更不可などいくつかの条件がある代わりに安く乗車でき、東京〜名古屋間であれば通常の指定席より2,300円ほど安くなるほかドリンク引換券も付いてきます。
なお以前はJR東海ツアーズのウェブサイトで「ぷらっとこだま」の販売を行なっていましたが、そちらは2024年2月で終了しています(現在はEXサービスのみの取り扱い)ので注意してください。
「EX早特21ワイド」は「エクスプレス予約」または「スマートEX」の会員が購入可能な商品で、3週間(21日)前までの予約によりのぞみの普通車指定席が安くなります。
高速バスは最安2,000円台から
安さを重視するならやはり高速バス一択です。
東京〜名古屋間は昼行・夜行とも充実しており、平日の4列シート夜行などであればなんと2,000円で乗れるものも(高速バス比較サイト【バスブックマーク】)。
東京側はバスタ新宿や東京駅八重洲口をはじめ池袋、大崎、秋葉原、新木場、町田、さらに都外の大宮、TDR、横浜など乗降場所が各社バスごとに豊富なのも利点です。
ただやはり所要時間や快適性などその代償は避けられません。
各社がバラエティに富んだ設備や発着時刻のバスを揃えていますので、自分のニーズに合った高速バスを探してみてください。
普通列車も所要時間はバスと同格
東京〜名古屋間では一応普通列車も選択肢に挙がります。東京駅から名古屋駅まで、JR在来線を乗り継げば6,380円で移動できます。
ただし数回の乗り換え時間も含めて所要時間は6時間以上。京浜東北線の始発4:41発に乗っても名古屋着が10:58です。これを純粋に新幹線より安いと見るには、少し時間効率が悪いかもしれません。
狙い目としては青春18きっぷになるでしょう。春季・夏季・冬季と期間の定めはありますが、1枚5回(人)分5日間用が12,050円なので1日分にすれば2,410円。所要時間も近い高速バスと十分競合できる運賃になります。
1人で5回も使う予定がないという人は、いわゆるバラ券(○回分残したもの)を金券ショップなどで入手するのが無駄が少なくて済みます。
※2024年11月追記:2024年冬季リニューアルにより青春18きっぷは連続する5日間(3日間用の場合は連続する3日間)しか使えなくなってしまったため、1枚で複数人乗車したり余った日数を翌週に使ったり、といった方法が不可能になってしまいました。
東京〜名古屋間を安く移動する方法まとめ 格安は「新幹線+宿泊」パック
参照:日本旅行
もし旅のご予定が日帰りでなくホテル泊の予定なら、新幹線とホテルがパックになったプラン(国内旅行ツアー)が断然お得になります。
日本旅行の「JR・新幹線+宿泊セットプラン」の場合、往復の新幹線とホテル代込みで東京〜名古屋間が2万円台前半から。正規の運賃で新幹線に乗車するよりホテル一泊分がまるごと浮くぐらいの計算です。
特に宿泊先が決まっていないのであれば絶対におすすめですよ!
日帰りもしくは片道だけの移動の場合は、今回ご紹介した3つの選択肢から検討を。
EX早特21ワイドの利用により、1時間半の速達性を1万円弱で確保できる新幹線。
対して2千円台で東京〜名古屋の距離を移動できる高速バス・青春18きっぷ。
ご自身の旅行計画や体力、金銭的な余裕などを天秤にかけて、バランスのよい選択をしてくださいね。