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東京23区の「都心3区・5区・6区・副都心3区」と城東・城西・城南・城北エリアってどこ?

都心3区・5区・6区・副都心3区と城東・城西・城南・城北地理
記事内に広告が含まれている場合があります。また記事内の情報は執筆時の内容であるため、現況とは異なる場合があります。

東京ひいては日本の行政・経済の中心として、世界でも屈指のオフィス街や商業地を形成する東京都区部。マンションの価格高騰が叫ばれる中でも特にヒートアップの激しい地域です。

今回はその東京23区でも特にその中枢として括られる「都心3区」「都心5区」「都心6区」あるいは「副都心3区」について、さらに都区内を東西南北で分類する「城東・城西・城南・城北」についてご紹介します。

都心3区・5区・6区・副都心3区とは

東京都においては「都心」の定義は定められておらず、今回取り扱う「都心◯区」といった呼称もあくまで便宜的なものです。

昨今では主に不動産業界などで用いられる用語ですが、そうした性格から業界や企業によって区の割り当ても微妙に異なる場合があります。今回の記事ではその中でも一般的となっている区分をご紹介します。

都心3区

千代田区中央区港区をいいます。

官庁や大手企業の本社、金融機関の本店などが集中し、名実ともに日本の中心を担う地域です。

なかでも千代田区は国会議事堂や総理官邸、最高裁判所や各中央省庁などの首都機能だけでなく丸の内や大手町などのオフィス街、新幹線の発着する一大ターミナル駅・東京駅など重要な都市機能が集積。

江戸城の跡地に皇居が置かれるなど、歴史的に由緒ある区でもあります。

中央区には銀座や日本橋といった高級商業地、港区には麻布、六本木、高輪、白金、青山、赤坂といったブランド町域をそれぞれ抱えます。

都心5区

上記3区に渋谷区新宿区を加えた5区を指します。

渋谷区は1970年代より若者の街として君臨。原宿や表参道など流行の発信拠点を有するほか、松濤、代官山、代々木上原や広尾といった高級住宅街も擁します。

古くは甲州街道の宿場町として栄え、現在は世界最大の利用客数を誇る新宿駅を置くなど昔も今も交通の要衝として立つ新宿区。都庁や歌舞伎町があるのも新宿区です。

都心6区

都心5区に文京区を加えたものが都心6区と呼ばれます。

東京大学の本部を置くなど区名の通り文教地区として知られ、小石川後楽園や六義園、湯島天満宮や根津神社など都心にありながら豊かな緑と歴史を有する閑静な街として人気です。

副都心3区

都心5区に含まれていた渋谷区新宿区、それに豊島区を合わせた3つを指すのが副都心3区です。

豊島区といえば都区北部の一大繁華街として栄える池袋

池袋駅は西武鉄道、東武鉄道、JR埼京線や湘南新宿ラインなどが乗り入れるターミナル駅で、新宿駅、渋谷駅に次いで駅の利用客数で世界3位を数えます。

副都心3区の3つの駅で、世界第1位から3位までを独占していることになります。

城東・城西・城南・城北とは

江戸城を基準として、東西南北の位置にある各区をエリア分けしたものを「城東・城西・城南・城北」といった表現で言い表します。

江戸城=現在の皇居があるのは先述の通り千代田区。一般にはそれ以外の22区を指します。

城東

中央区、台東区、墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区

有明、豊洲、青海など開発著しい東京湾岸から東京スカイツリー、浅草など下町情緒漂う観光スポットまで集う城東エリア。人口が一番多いのもこのエリアです。

城西

渋谷区、新宿区、世田谷区、中野区、杉並区、練馬区

副都心として栄える渋谷・新宿を有する一方、それぞれ区別人口で1位・2位の世田谷区・練馬区など都内でも有数の住宅街として立つエリアです。

城南

港区、品川区、目黒区、大田区

浜松町(港区)や品川(駅は港区)など羽田空港へのアクセス拠点を置き、神奈川方面との結節点でもある城南エリア。高級住宅街も多い憧れのエリアとして人気を集めます。

城北

文京区、豊島区、板橋区、北区、荒川区、足立区

先述の文教地区・文京区や池袋に加え、巣鴨赤羽大山十条など懐かしさのある親しみやすい街も残るのが城北エリアです。目白常盤台など高級住宅街も。

都心の中古マンションが“1億超え”の異様な高騰

都心のマンションの値上がりは10年単位で継続しており、ファミリー向けマンションが中古で1億円に達しようとしているという衝撃的な話も聞こえています。

他と比較すればまだ値頃だった城北エリアも東十条の再開発など、既に「安いところがない」というまでに塗り尽くされている感のある都区内。

もはやマンションは住むための不動産というより「いつまで上がるか」を賭す投資対象と見るほうが妥当かもしれません。

賃貸も“単身で平均9.7万円”の時代

金額の高騰は販売に限った話ではなく、LIFULL HOME’Sの調査では2024年2月現在の東京23区内におけるシングル向き賃貸物件の掲載平均賃料は97,387円

ファミリー向き賃貸物件に至っては205,331円と、すでに20万円の大台を突破しています。

出典:不動産市場動向が分かる!2024年2月「LIFULL HOME’Sマーケットレポート」を公開 – 株式会社LIFULL(ライフル)

独身のうちは住宅コストを徹底的に抑えるのも一案?


画像出典:クロスハウス

例えば都内最大級、6000超の物件を展開するシェアハウス大手クロスハウスでは、一般的なシェアハウスよりも条件の良い

「物件間の移動が無料」「テレビ・冷蔵庫を専有」「新宿・渋谷・原宿・池袋・品川・東京・吉祥寺・横浜いずれかのターミナル駅まで20分以内

というシステムで家賃4万円からを実現。水回りは共用ですが、シャワー室は個室ブースなどある程度のプライバシーは確保されています。

住居を固定されたほうが不都合にもなりうる時代、若いうちは月々の固定費用を抑えて蓄えをふやすという生き方も、賢い立ち回りなのかもしれません。

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この記事を書いた人
CHIRIさん

日本の地理や国内旅行、お出かけ情報が大好きなCHIRIさんです(猫も好き)。
ライター業の傍ら、楽しくてためになる記事を書けたらと思い始めました。

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