人口減少が止まらない昨今、JR東日本では「みどりの窓口削減」方針を打ち出すなど利用者にとっても厳しい状況が続いています。最寄り駅にあったみどりの窓口が閉鎖してしまい困っている、というご家庭も多いのではないでしょうか。
遠くの故郷に住む父母や祖父母に新幹線を利用してもらいたい場面など、不便が予想される今後。ネット予約やチケットレスといったデジタルな手段は避けてあげたい、という思いも大いに理解できます。
新幹線の紙の切符を遠方に住む人に渡す（プレゼントする）方法としては、どういったものがあるのでしょうか。
紙の切符を渡す方法①購入して郵送する
まずはご自身が窓口でご両親の乗車する分の切符を購入して、ご実家へ郵送するという方法が選択肢の一つ。
具体的に乗車する時間帯なども決まっている場合は指定席で購入してもよいですし、当日の親御さんの判断でフレキシブルに乗車してもらいたい場合は自由席（乗車券・特急券のみ）でもよいでしょう。
ただし先述の通り、現在JR駅の各窓口は縮小の煽りを受けてどこも大混雑しています。
Eチケットなどになじみのない年配の方などは窓口を頼るしかないわけですから当然の流れなのですが、お子さまからすれば日中の仕事の合間に駅まで切符を買いに行っても大行列で買う暇がなかった、というケースも多々あります。
封入や郵送の手間も考えなければいけません。
紙の切符を渡す方法②チケットの購入・郵送代行サービスを利用する
先ほど①で挙げた時間的・人的コストを考えると、多少手数料は発生しても新幹線のチケットをご自身の代わりに窓口で購入→指定の住所へ郵送まで行ってくれる購入・郵送代行サービスを利用するのも一つの選択肢といえます。
業界最安値水準のとどきっぷの場合、販売代金に代行手数料が上乗せされ、プラス全国一律の送料550円と事務手数料が発生します。
各種手数料については期間限定で手数料10%オフ、注文者と受取人が違えば（＝親や友人へのプレゼントなど）手数料5%オフ、支払い方法に銀行振込を選択することで送料0円など、時期によってさまざまなキャンペーンを開催しているため、使い方次第では非常に賢い手段になりえるでしょう。
まとめ：代理購入以外でもチケット購入サービスは便利
「お子さまが親御さんのチケットを代理購入する」という観点以外にも、例えば
- 足が悪く、わざわざ旅行日より前に駅までチケットを受け取りに行くのは億劫
- ただ、パソコンで買い物程度はできる
という親御さんもいらっしゃるはず。
それであればとどきっぷのような購入サービスの存在をご両親に教えてあげて、親御さんご自身で都合の良い新幹線を購入してもらうということも一案かもしれません。その場合でもチケットを郵送してもらえるというメリットは享受できるわけです。
不便な状況の裏で、便利なサービスも日々生まれています。ぜひ色々と活用してみてくださいね。
